マクラーレン大丈夫か…スピードスターのエルヴァ/エルバに続き、今度は新型エルヴァ・ロードスターを発表!なぜエルヴァはここまで不人気なのか?

よくよく考えてみたらエルヴァ/エルバの完売したというアナウンスは入っていない

マクラーレンが世界限定500台のみ販売したノンハイブリッド&アルティメットシリーズ・セナ(McLaren Senna)をベースに、スピードスターモデルとして限定399台のみ販売されたエルヴァ/エルバ(Elva)。

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セナや世界限定106台のみ販売されたスピードテール(Speedtail)は発売前に即完売しましたが、エルヴァに関しては399台では完売されずに249台へと減産するも、これでも全く売れなかったことから149台へと大幅減産されました。

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しかしながら、これでも完全に完売しなかったのか、マクラーレンは今回新たなオープンモデルとなるエルヴァ・ロードスター(New Elva Roadster)を世界初公開しています。


そもそもエルヴァとエルヴァ・ロードスターは何が違うのか?

コチラが今回世界初公開されたエルヴァ・ロードスター。

スピードスタータイプのエルヴァとは異なり、フロントウィンドウが追加されることで、アメリカの一部の州で法的要件をクリアでき、容易に公道での走行が可能になることから、恐らくは「アメリカ市場をターゲット」にしたモデルではないかと云われています。

そのため、エルヴァ・ロードスターは別名「フロントガラス・エルヴァ」と呼ばれているそうで(名称が中々にナンセンス…)、しかしロードスター特有の電動折り畳みもしくは手動脱着式のトップルーフが一切なく完全オープンスタイルで、サイドウィンドウやリヤスクリーンも完全排除されたスパルタン仕様。

この点はランボルギーニやフェラーリが定義するロードスター/スパイダー/アペルタとは全く異なるところで、マクラーレンとしても走りに特化したモデルであることや、軽量化を徹底的に考慮するために、敢えて無駄な要素は排除したのだと考えられます。

スペックは非公表ながらも「セナに匹敵」

その影響もあってなのか、エルヴァ・ロードスターは車体重量1,300kg未満と超軽量で(但しエルヴァよりも20kg重い)、パワートレインもエルヴァ同様に排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力815psを発揮(もちろんノンハイブリッドのリヤミドシップ)。

具体的な直線性のパフォーマンスについては明らかになっていませんが、「セナに匹敵する速さ」と語っているため、恐らく0-100km/hの加速時間は2.8秒、0-200km/hの加速時間は6.8秒にまで到達するものと予想されます。

なぜセナやスピードテールは完売したのに、エルヴァは完売しないのか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!